キャラクター好きな貴方だからこそ...一度きりの人生は挑戦してほしい!! キャラクター好きな貴方の挑戦をキャラクターがちょっぴり応援!!!背中を押すうさ♪

日本国内キャラクター業界の市場規模は6兆〜7兆円!?【22年】

毎度お馴染み、なるほどちゃんです♪  なるほどいうてますが、本当に内容理解しているのでしょうか…。

そもそもキャラクター業界って何があるの?

キャラクター業界の市場規模を出す前に、そもそもキャラクター業界ってなんやねん!と思いますので、説明します。

矢野経済研究所様の2021年「オタク市場に関する調査」
によると、主要なオタク文化を以下の12市場へと細分化しています。後ろの数字はその市場の2021年度、予想される市場規模を表しています。この12市場のうちで、キャラクターに関連する市場を選び、これをベースにして計算していきます。

12市場は下にまとめていますが、★と▲の9市場ををキャラクター業界のメイン市場と分類して話を進めていきます。

【分類】
★・・・キャラクター業界です!
▲・・・まあキャラクター業界でしょう!
×・・・キャラクター業界とはちょっと違うかな!

★アニメ市場 2800億 
▲アイドル市場 1500億
★同人誌市場 800億
★プラモデル市場 450億
★フィギュア市場 330億
▲コスプレ衣装市場 260億
×プロレス市場 120億
×鉄道模型市場 119億
★ドール市場 98億
▲メイドコスプレ関連サービス市場 93億
★ボーカロイド市場 92億
×トイガン市場 92億
×サバイバルゲーム市場 80億

矢野経済研究所様の2021年「オタク市場に関する調査」より

矢野経済研究所様の2021年「オタク市場に関する調査」より

キャラクターの市場規模は6400億円?!

上にある12市場の中でも、キャラクター市場に分類される★と▲をまとめると…

アニメ市場2800億+アイドル市場1500億+同人誌市場800億+プラモデル市場450億+フィギュア市場330億+コスプレ衣装市場260億+ドール市場98億+メイドコスプレ関連サービス市場93億+ボーカロイド市場92億

でしょうか。

というわけで、上記の代表的なキャラクター市場のジャンルを合計すると…

ひとまず合計6423億円でしょうか!

というわけで、キャラクター業界の市場規模6400億(仮)

と、いったん結論を出しておきます♪

結論までは少々お待ちを…。

上記以外のキャラクター業界ジャンルは?ゲーム市場やテーマパーク市場も!?

はい、というわけで、上で取り上げたジャンル以外にもキャラクター業界に含まれるジャンルがありそうではありませんか?

映画アニメ市場

まず初めに思いつくのは「映画アニメ」市場でしょうか。

しかし、映画アニメ産業については、実は、アニメ市場の2800億円に含まれているのです。

ちなみに余談ですが、映画市場に占めるアニメ映画の割合が年々増加しています。これは、アニメの面白さが一般大衆に広まったことが大きいでしょう。「国民総オタク社会」も遠くなさそうです(歓喜)。というわけで、アニメは、オタク文化は、キャラクター文化は、全ての人が勉強すべきなのですよ…。この話はまた別の機会にじっくりしましょう。

アニメ産業の動向より 帝国データバンク様

ゲーム市場

その他には、「ゲーム市場」もキャラクター業界に含まれるだろう。

ゲーム市場の市場規模を調べてみました。

ファミ通ゲーム白書2021様によりますと、2020年のゲーム市場は2兆円にのぼることがわかりました。これもキャラクター業界に加えるべきであろう。

■ファミ通ゲーム白書2021様より HPより引用
発行・編:株式会社角川アスキー総合研究所
発売日:2021年7月15日

テーマパーク市場

次に、東京ディズニーランドユニバーサルスタジオジャパンレゴランドなどに代表される、テーマパークもキャラクター業界の一部であろう。

オリエンタルランド様の業務動向より、2019年における国内のテーマパーク市場は8480億円であることが読み取れる。

これもキャラクター業界に含めるべきであろう。

オリエンタルランド様「株式情報 Stock Information 業界動向」より

アミューズメント市場

最後に、ゲームセンターパチンコに代表されるアミューズメント市場もキャラクター業界に含まれるであろう。

「2019年年度アミューズメント産業界の実態調査」Japan Amusement Industry Association によりますと、2019年度のアミューズメント産業市場の市場規模は、合計で7055億円にものぼることがわかっています。

これも、キャラクター業界に加えておきます。

JAIA様「2019年年度アミューズメント産業界の実態調査」より
https://jaia.jp/wp-content/uploads/2021/02/202102all.pdf

TCG市場(カードゲーム・トレーディングカード市場)

次に、気になったのは、TCG市場(カードゲーム・トレーディングカード市場)だ。

業界団体の一般社団法人 日本玩具協会は2020年の国内玩具市場規模によりますと、1222億4000万円にものぼることがわかりました。これは、前年比107.9%となっており、今後も、TCG市場は拡大していきそうです。

2020年度の国内玩具市場規模は8,268億円 前年度比101.5%で、コロナ禍と少子化の中でも市場は好調」玩具市場データ 一般財団法人 日本玩具協会様より

小売市場(物販市場)

また、キャラクター業界には、版権を利用してグッズ化やコラボグッズを販売する「物販」が占める割合が大きいことは忘れてはいけない。

他のサイトですと、キャラクター業界キャラクタービジネス市場規模をこのグッズ販売の市場規模だけで算出しているページが目立つので注意。これは狭義の意味でのキャラクター業界市場であることを忘れてはいけない。

今回、MSMが算出しているのは、キャラクター関連市場全体を総合計した市場規模である。

というわけで本題へ戻る。矢野経済研究所様のオタク文化の分類には、小売(物販)が含まれていないので、物販市場も追加したい。

キャラクターによる物販市場は、2019年度キャラクタービジネス商品化権市場 分野別構成比  矢野研究所様によると、小売ベースで考えて、1兆2540億円にものぼるのだ。版権市場も加えると、2兆5,340億円にもなる。この市場も当然ながら、キャラクター業界に含めて計算すべきだろう。

ただし、プラモデル市場やフィギュア市場などは、物販へと含まれるため、別途計算していきます。詳しくは下の方へ。

2019年度キャラクタービジネス商品化権市場 分野別構成比  矢野研究所様より
2019年度キャラクタービジネス商品化権市場 分野別構成比  矢野研究所様より

結局、キャラクター業界は物販であることについては理解しておこう。

ちなみにこれだけは伝えたいと思ったので、ちょっと寄り道。

以前別の記事でキャラクター業界の本質を取り上げました。

それは、キャラクター業界の市場を考える上で、キャラクター別収益リソースを分析してみると、どうやら、7−8割は小売(物販)での売上げが占めるというデータがあるのだ。

つまり、「キャラクター業界は小売業なのでは?」という意見である。

詳しくは、こちらの記事を確認して欲しい。

キャラクター業界を考える上で、必ず押さえておくべきデータである。

MSMノスタルジアワールド「キャラクタービジネスとは、究極的には流通業であり、小売業であり、物販である。」エンタメ業界研究部より

ここまでの結論 キャラクター業界市場規模は合計6兆8380億円!!

はい、というわけで、まとめます。
キャラクター業界関連市場とは以下の市場を含みます。

【キャラクター業界まとめ】
★アニメ市場 2800億 (※映画市場含む)
▲アイドル市場 1500億
★同人誌市場 800億
▲メイドコスプレ関連サービス市場 93億
★ボーカロイド市場 92億

追加
・小売(物販)市場 2兆5,340億円
・ゲーム市場 2兆円
・テーマパーク市場 8480億円
・アミューズメント市場 7055億円
・TCG市場 1222億円

【計算から除外したもの】
★プラモデル市場 450億 →小売に含まれる?ため除外
★フィギュア市場 330億 →小売に含まれる?ため除外
▲コスプレ衣装市場 260億 →小売に含まれる?ため除外
★ドール市場 98億 →小売に含まれる?ため除外



【結論】
キャラクター業界合計:6兆8380億円

となりました!

【内訳】
小売(物販)市場 2兆5340億円
ゲーム市場 2兆円
テーマパーク市場 8480億円
アミューズメント市場 7055億円
アニメ市場 2800億円
TCG市場 1222億円
アイドル市場 1500億円
同人誌市場 800億円
メイドコスプレ関連サービス市場 93億円
ボーカロイド市場 92億円

【考察】
プラモデル市場、フィギュア市場、コスプレ衣装市場、ドール市場は小売(物販)市場に含まれるため、合計には含まず計算しました。

※ちなみに、厳密に言えば、コスプレ衣装やドール市場では、版権を持たないオリジナル創作商品については小売市場外となるため、合算すべきですが、根拠となるデータが乏しい為、今回は除外して計算しています。
つまり、これは目算ですが、ここに+100億ほど加えても良いとも思います。

※また、アミューズメント施設の中にはキャラクターとは無関係のゲーム機器が置かれていますので、厳密には、ここから1700億円(2割)ほどのマイナス。また、ゲーム市場も同様に、キャラクター無関係のゲームを2000億円(1割)ほどのマイナスでしょうか。を計算に入れても良いと思います。これもデータソースが乏しいため、今回は全て含めて計算してしまっていますのでご注意を。

これらを含むと、キャラクター業界の市場規模は6兆8380億円±4000億と結論付けた方が良さそうですね。

つまり、広義の意味でのキャラクター業界の市場規模(つまり、キャラクター関連周辺市場)を計算すると、6兆円ものぼることがわかりました。

つまり、何が言いたいかと言いますと、

他人に伝える際には、

「キャラクター関連市場を合計すると概算6兆円超になるよ!」

「でも、ゲーム業界全体で計算していたり(本当はキャラクターに関係ないゲームは省くべき)、小売市場とアミューズメント市場は重複する可能性があったり(ゲームセンターの景品って小売市場に含まれるんじゃない?)と、実際は少し異なる可能性があるけどね!」

という伝え方をしましょうということです。

キャラクター業界の市場規模は無限大に広がる可能性あり?!「人類総アバター時代」

はい、ここまで、キャラクター市場は現状6-7兆円と結論を出しましたが、この先数年間でこの数字がさらに何倍にも膨れる可能性を秘めています。それも本当にすぐにです。

それは、「メタバース市場」が熱いからです。

これから、メタバースが当たり前の環境になった場合、キャラクター業界市場はさらなる市場急拡大の可能性があるのです。それは、「人類総アバター時代」への突入を意味します。

どういうことかはこれから説明します。

まず、具体的な話をすると、メタバース市場の拡大は、すなわち、第二の仮想世界が広まることを意味するのだ。仮想空間が確立され、その仮想空間エンタメを体感したり、休日を過ごしたり、仮想空間で会議をしたり、仮想空間で商品を閲覧して買い物を行ったりすることが、当たり前になるということである。

ということは、

仮想空間で時間を過ごすためには、仮想空間で活躍できる、動き回れる「アバター」が一人一つ必須となるということである。

このアバターですが、おそらく、なんでも良いというわけにはいかなくなっていくと思います。

だって、洋服も、他人とは違うファッションをしたい、個性を出したい。と思うことが「人間の性」であるからだ。

人間は、個性を追いかける生き物なのですよ。

つまりですね、「アバターにも個性を求める」=言い換えれば、「自分だけのオリジナルアバター」を人々が求める時代がやってくるかもしれない。

つまり、メタバース市場から派生する、「各企業、各個人1キャラクター時代」へと突入する可能性があるのだ。

メタバースの発展がキャラクター業界にもたらす市場規模とは?

メタバースの発展がキャラクター業界にもたらす市場規模とはどれくらいだろう?

それを知るためには、人口を知りたい。

ちなみに、2021年(令和3年)日本の総人口は1億2557万なのである。これが全てターゲットとなる。

すごいね。

また、各企業もターゲットとなる。
企業数は平成24年のデータ171万社もあるのだ。

これら全ての会社が、全ての個人にアバターが必要になってくるのだ。

これは、youtubeInstagramなどのSNS市場が歩んできた「個人→法人」と市場が広がりを見せているSNS市場拡大の動きと全く同じことなのである。

というわけで、SNSの市場規模を調べてみました…。詳しくは下へ

出典:平成24年経済センサス‐活動調査 企業等に関する集計-産業横断的集計(企業等数)

SNS市場は7800億円!?メタバース市場も7800億円以上!?

というわけで、参考に、SNS市場を調べてみると

株式会社サイバー・バズ様の2020年の調査によりますと、2022年のソーシャルメディア市場は7833億円にものぼることがわかりました。

つまり、メタバース領域でも7800億以上にも市場規模があるわけです。しかも、アバターから派生されるライブであったり、交流であったりという副産物は、SNS市場のそれの何倍にもなる可能性も秘めているわけです。その副産物から市場規模はさらに大きくなる可能性が大いにあるのです。

だって、第二の世界ができるわけですからね。そこでも消費が生まれるわけですからね。

ちなみに参考ですが、米調査会社エマージェンリサーチの分析によると、世界のメタバース市場規模は、2020年に476.9億ドル(約5兆4000億円)、そして、未来の2028年には8289.5億ドル(約94兆8000億円)にまで拡大すると予想されているようです。

国内の市場についてはデータソースが乏しいのでなんとも言えませんが、少なくとも、近い将来に7800億に達する可能性は十分すぎるほどあるというわけです。

2020年4月から2020年9月米調査会社エマージェンリサーチ様より

結論、キャラクター関連業界の市場規模は合計で6兆円〜7兆円!?

はい、キャラクター関連業界の市場規模は合計いくらか?結論を出しましょう。

結論、「現在の日本国内キャラクター関連業界の市場規模は6-7兆円で、メタバースの発展がさらなる急速な市場規模の拡大につながる可能性を秘めている」わけです。

下のデータは大まかに覚えておくと良いでしょう。というか、キャラクター業界に関わる人は絶対に知っておきましょう。数字は大まかに覚えておきましょう。

【キャラクター市場データ】
小売(物販)市場 2兆5,340億円
ゲーム市場 2兆円
テーマパーク市場 8480億円
アミューズメント市場 7055億円
アニメ市場 2800億
アイドル市場 1500億
TCG市場 1222億円
同人誌市場 800億
メイドコスプレ関連サービス市場 93億
ボーカロイド市場 92億

【参考に】
SNS市場 7800億 
メタバース世界市場規模2020年 約5兆4000億円
メタバース世界市場規模2028年 約94兆8000億円
※国内はデータなし。現状数百億程度?数年後には何倍にも。

下のグラフをみても分かるとおり、世界で毎年伸びが凄まじい。

図表1-1-3-22 世界のAR/VR市場規模・VRヘッドセット出荷台数の推移及び予測
総務省「平成30年版 情報通信白書」様

最後に

MSMノスタルジアワールドでは、これからもキャラクター業界の発展と、キャラクター業界に興味のあるキャラクター好きの皆様の人生を応援しています♪
一緒にキャラクターについて詳しくなろうね♪

応援してね♪

MSMノスタルジアお買い物広場では、ぽみっち、ねみっちあなたのキャラクター好き人生ちょっぴり応援できるグッズを揃えてあなたをお待ちしています。よかったら覗いてみてね♪

ぽみねみグッズを1点でもお買い上げいただけると、励みになります♪

ねみっち 自称お嬢様黒兎
ねみっちです♪とりあえずなでであげてくださいなのです。
広告
最新情報をチェックしてね!
>
CTR IMG