クリエイター誰しもが参加可能!
ラフォーレ原宿は2022年、4月28日、地下0.5階をリニューアルし、新区画として、自主編集となる売場「愛と狂気のマーケット~“おもしろい”才能の出会い系~」をオープンするとのこと。
これがまた、面白そうなのです。
クリエイターが月額2万円から、参加可能で、自分の作品を販売することはもちろん、展示のみの参加も可能とのこと。ちなみに、個人クリエイター、法人クリエイターどちらでも参加可能で、ゲリラ的に参加できるのです。このマニュアルのない、変則的な売場がどう変化していくのか、楽しみでしょうがないのです。
クリエイターと「リアルわちゃわちゃ」できるのがポイント
なんといっても、ポイントはクリエイター同士やクリエイターに興味のある人々の交流の場所になるということです。クリエイター交流の場所というと、例えばコミックマーケットに代表されるイベントであったりとか、年に何回かしか機会のない場所が選ばれてきた。
もしくは、SNSやネット上の文字情報でやりとりが行われ、文字で交流が図られてきた。しかし、どうでしょう。そのクリエイターの人となりを肌で、情熱を直に感じたいと思ったことはないだろうか?ムンクの叫びだって、モナリザだって、サクラダファミリアだって、そのクリエイト作品そのものの価値はもちろんのこと、その背景にある歴史や作者のエピソードが付随して、初めて作品が完成するのだ。つまり、Making Story =ストーリーテリングが可能になるのだ。
まさにこれこそが、この「愛と狂気のマーケット~“おもしろい”才能の出会い系~」のポイントなのだ。まさに、タイトルの通りである「出会い系」なのである。
懸念事項 クリエイターの手腕にかかっている。
ただ難しいのが、クリエイターをどう定義し、偏った人選を行わないかどうかということである。
つまり、ある意味で先進的なクリエイターもいれば、その意味ではそうでないクリエイターもいて、愛の定義も、狂気の定義も、クリエイターによって異なるのだ。
より広いジャンルから広いメンバーが召集されることが理想である。
1ジャンルのオタクのみのコミュニティであれば、東京ゲームショウとなんら変わりがないわけである。オフ会と変わりがなくなってしまうわけである。
今まで、出会うことのなかったクリエイター同士が、このクリエイター社交界、もしくは、クリエイター見本市に出店し、コミュニティを作ることで、お客さんも含めて、刺激を還元することができるのだ。
この、「出店に参加するクリエイターを選ぶプロセス」、おそらく「多くの応募から、きちんと、貴賎なく、ただ、フォロワーが多いからというビジネス的な軸だけでなく、きちんと隠れたスターを発掘して世に送り出す役目をするような、選別」を期待したい。
それは、後述する、このイベントのクリエイターとなる軍地彩弓氏の手腕にかかっているのだ。責任重大であることをぜひ感じてほしい。そして、どうなるのか見ていきたい。成功を期待しているのです。
詳細まとめ
愛と狂気のマーケットは、フリーランス編集家、クリエイターの軍地彩弓氏が担当することになる。最大80名ものクリエイターが毎月出品を行い、売り場はクリエイター自らの手で作られるという。そこに、芸術が完成するのだ。しかも、クリエイター同士でのコラボや交流が起き、相乗効果を生み出すことが期待されるし、運営元もこれを推奨する姿勢がありそうだ。その根拠は、タイトルを見て貰えばわかるように、「出会い系」なのである。出会い系という挑戦的なネーミングにその思いを感じられる。
あらゆる才能との出会いを楽しむ場所 (以下抜粋)
コロナで出会いが減少する中、クリエイターに寄り添った展示・販売環境を創造すると共に、個性を持った人や才能にフォーカスされていた時代に原点回帰し、「P to P(※person to person)」、人と才能をつなぐ環境を目指す。person to personとは、売り手・買い手の境目なく、人と人、人と才能がつながるという意味の造語を意味する。
(ラフォーレ原宿様より 「愛と狂気のマーケット~“おもしろい”才能の出会い系~」)
今後もラフォーレ原宿は原宿から世界への発信強化、インキュベーション推進を行う。
★愛と狂気のマーケット
場所:ラフォーレ原宿地下0.5階(店舗面積:222.83m2)
MSMも…
MSMノスタルジアワールドもキャラクターへの愛と狂気のサイトを目指していくのです。
というか、MSM内でもクリエイターがわちゃわちゃできる取り組みを考たいと思います。乞うご期待なのです。