世界で大ヒットする喋らないアニメ
はい、喋らないアニメって海外で流行ってますよね。
ピングーやトムとジェリー、スヌーピーにルーニーテューンズまで、世界では多くのモーションアニメがヒットしている。なぜ?このモーションアニメともいうべきアニメがヒットしているのか?この際に整理してみようと思う。
ヒットの理由1*言葉がいらない=「全世界共通」
まず、第一に言葉がいらないため、言語の壁を超えて、なんと世界中のすべてのユーザーが対象になるのです。だって言語が違っても伝わるからね。
また例えば、YouTubeでは、日本国内ではユーザーが6500万人しかいないが、全世界では、20億人にも達するのだ。実に、その数、約30.8倍となるのだ。
また、インスタグラムは世界で10億人のユーザーが対象になる。日本国内では3300万人のユーザーしかいないのだ。これも実に、約30.3倍にもなるのだ。
例えば、YouTube上では、言葉の壁がない、猫の動画が何万回も再生数を記録しているのだ。まさに、言語の壁を超えてのヒットである。
SNS名 日本ユーザー数 世界ユーザー数
Instagram 3,300万人(以上) 10億人
LINE 8,900万人 1億8,800万人(*主要4ヵ国)
YouTube 6,500万人 20億人
TikTok 950万 10億人
ヒットの理由2*言葉がいらない=「全年齢共通」
はい、言葉がいらないことは、先ほど説明した通り、言語を超えて伝えることができます。しかし、それだけではないのです。それはつまり、全年齢にも共通するということです。例えば、3歳児や5歳児はアニメを見るものです。しかし、言語をまだ完璧に話せないのです。当然、難しい言葉のやりとりもわかりません。
しかし、モーションアニメは違うのです。言語がないので、動いているキャラクターを見て楽しめるわけです。また、キャラクターの動きを見て、楽しむことは大人でもできるわけです。というか、人間は、生物は、動くものを見て楽しむ(遊ぶ)のです。(ここから少し話がそれますのでご注意を…)
例えば、猫は、動く猫じゃらしを見て遊ぶのです。これは、昔に狩りをしていた名残で、勝手に体が動くそうですね。もしかしたら、人間も、昔に狩りをしていた記憶から、動くものに対して無意識に夢中になってしまう。集中してしまう習性が体に染み付いているのかもしれませんね。昔のマンモスを狩っていた時代の記憶があるのですかね。
というわけで、少し話がそれましたが、結論、モーションは年齢の壁をも超えて子供も大人も楽しめるわけです。
ヒットの理由3*声優がいない=キャラクターのイメージが人それぞれ最適化される
はい、声は大切です。声の高さやトーンなどによって特定のファンをつけたり特定の人を遠ざけることがあります。また、その声優のイメージによって、また、声優自体に対するイメージによってそのキャラクターに対して抱くイメージが固定化されてしまいます。誰から見ても同じイメージのキャラクターだと思われることが多いのです。声優がキャラクターに特徴を与えているのです。しかし、声がないことで、人は、そのキャラクターの性格や特徴を推測するわけです。
で、ここが大切なのですが、人間の脳には、不完全な情報を勝手に補足して考える仕組みがあるわけです。錯覚参照
また、これはソースがなくあくまで、感覚的推測だが、自分の思う良いように解釈をして考えてしまう脳の機能が備わっているのではないか。(ソース求む!おそらく、バイアス系の論文に乗ってそう。)
つまり、それぞれの人が自分の思うがまま、自分の趣味趣向にあったキャラクター像を妄想し、そのキャラクターの性格や特徴を決定するのだ。つまり、各々が自分にとって最適な愛くるしいキャラクター像を抱くこととなるのだ。それはファンになりやすいわけで。
声優がいないが故に、想像力を掻き立てることで、自分にとって最適なキャラクターイメージを抱きやすいのではという推測である。また、これは、自分の理想的なキャラクター像を作り出すことで、感情移入にもつながるのでは?キャラクターのオーダーメイド化とでもいうべきだろうか。
まとめ
はい、というわけで結論です。
1言語を超えて全世界共通に!
2言葉を超えて全年代共通に!子供も大人も!
3声優がいないことで、キャラクター像のオーダーメイド化、最適化!
ということが理由としてあるのではないでしょうか?
最後に
はい、というわけで、MSMノスタルジアワールドもノー声優、モーションアニメに挑戦していきたいと思っていますので、お楽しみにうさな!絶対見るうさ!