『輪るピングドラム』2022年リメイク決定
幾原邦彦監督オリジナルアニメ『輪るピングドラム』の編集劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』(2022年ロードショー)より、ティザービジュアルが公開された。
『輪るピングドラム』は、2011年7月にTV放送されたオリジナルアニメである。原案は星野リリィが担当。個性的なキャラクターたちが「“ピングドラム”とは何なのか?」という謎を追いかけた新感覚ミステリー作品。クリスタルワールドなどの独特のビジュアルを使用した世界観で、放送当時にアニメファンから注目を集めた。2022年放映予定の劇場版『RE:cycle of the PENGUINDRUM』は、TVシリーズを再構築し、完全新作パートを加えた前後編2部作の編集劇場版。
2010年代深夜アニメは黄金期へ
「深夜アニメ黄金時代」と言われると、2010年代を思い出す人も多いだろう。
まどか(2011)、俺妹(2010)、ミルキィ(2010)、バカテス(2010)、デュララ(2010)、Working(2010)、イカ娘(2010)、タイバニ(2011)、日常(2011)、シュタゲ(2011)、あの花(2011)、うたプリ(2011)、ゆるゆり(2011)、、、書ききれないのでこの辺で、、、
もう少し厳密にいうと、2009年放送のアニメ「けいおん」あたりから、実に多くのヒット作品を世に送り出し、深夜アニメは黄金期を迎えた。
また、こんな記事が参考になるだろう。
「日経スタイル様より」(元記事はこちら)
以下引用
「その契機は、2010年代初頭にある。アニメの市場規模は、直近の16年度で1.8兆円超(日本動画協会調べ)。05~11年度までは1.3兆円台を推移していたが、5年で40%増となった。なぜここまで伸びたのか。
大きな要因の一つが深夜テレビアニメの台頭だ。エポックとなったのが、11年放送の「魔法少女まどか☆マギカ」。劇場版は大作映画の合格ラインといわれる20億円を、深夜アニメ発で初めて突破する快挙だった。
今、大ブームとなっているアイドルアニメの形も、11年の「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE」シリーズや「ラブライブ!」に始まったもの。さらに、12年の「黒子のバスケ」を皮切りにスポーツアニメが軒並みヒット。」
これからも深夜アニメ黄金時代の作品のリメイクラッシュが続く。
今、そんな過去の深夜アニメをリメイクして新しい作品として世に送り出すムーブメントが流行している。
これにはいくつかの理由がある。
まず、コロナ禍による影響だ。コロナ禍で、新しい作品を作成しても、その先のイベントを行えず、新しいファンを作ることが難しいことが現状だ。そのため、新しいIPのアイディアは温存し、すでにファンがついている、もしくはファンがつくことが見込める「過去作品」にスポットライトを当てることで、少人数での作成とIPの節約ができるのだ。IPの節約は、以前取り上げた記事「ブシロード社長メッセージからエンタメ業界の展望を探る! キャラクター業界研究会」ブシロード社長メッセージからエンタメ業界の/内にて、ブシロードの社長も言語化して明言している。
また、直近だと、アニメ「コードギアス」のリメイクが決まったという記事が記憶に新しいだろう。すでに10月から放映中である。
これからあなたの好きな、もとい、好きだった作品を再び楽しめるかもしれない。そう思うとワクワクして今から眠れなくなるよね。
限定ブルーレイ、グッズも忘れずに
また、2015年リリースのTVシリーズBlu-ray BOXから一部仕様を変えた「輪るピングドラム Blu-ray RE:BOX 【期間限定版】 」の発売も決定。
本編全24話と映像特典が全6枚のDISCに収録され、ブックレットは2011年の放送当時に発売されたBlu-ray Vol.1~8より抜粋・再編集。
「輪るピングドラム Blu-ray RE:BOX 【期間限定版】 」は、20,000円(税別)で2021年12月22日発売だ。
また、その他限定グッズも発売するとか。詳しくはこちら公式サイトをチェックすべし!
MSMノスタルジアワールドもいつか、リメイクできる日が来るまで…。うさな。