どうもうさな。今回は番外企画うさな。2話です。
社会人や学生で、何か勉強したいけど、本読んだり、する時間がない人向けに、手っ取り早く「知っているだけで差がつくビジネス用語」をまとめておくうさな。
記事を読むのがめんどくさいって?
そしたら、詳しくは、動画で解説しているうさから、聞くだけで、レベルが上がるうさな。ちなみに、これをきっかけにして、気になったワードを掘り下げたり、実戦で使ってみたりして自分のものにしないと意味ないうさからね。
ではいくうさな!
②「ATL」一覧
- 1 【3C分析】
- 2 【5C分析】
- 3 【PEST分析】
- 4 【4C分析】
- 5 【4P分析】
- 6 【4S分析】
- 7 【NBD分析】
- 8 【Post Brand Equity Pyramid】
- 9 【寄与度】
- 10 【STP分析】
- 11 【4C】
- 12 【RFM分析】
- 13 【多変量解析】
- 14 【重回帰分析】
- 15 【回帰分析】
- 16 【主成分分析】
- 17 【アトリビューション分析】
- 18 【Web-AHP(Analytic Hierarchy Process)】
- 19 【ウエイトバック集計】
- 20 【 ウエイト平均(加重平均)】
- 21 【Web一対比較】
- 22 【エービーシー分析(ABC分析)】
- 23 【エスティーピー(STP)】
- 24 【SD法(Semantic Differential Method(セマンティック・ディファレンシャル法))】
- 25 【MDS(多次元尺度構成法)】
- 26 【階層クラスター分析】
- 27 【共分散構造分析(SEM)】多重指標モデル
- 28 【クラスター分析】
- 29 【クロス集計】
- 30 【ケイジェイ法(KJ法)】
- 31 【形態素解析】
- 32 【決定木分析(ディシジョン・ツリー)】
- 33 【コーホート分析】
- 34 【コレスポンデンス分析(コレポン、対応分析)】
- 35 【コンジョイント分析】
- 36 【SEO(エスイーオー)Search Engine Optimization】
- 37 【SEM(エスイーエム)Search Engine Marketing】
- 38 【SKU(Stock Keeping Unit)】
- 39 【SCM(エスシーエム)Supply Chain Management】
- 40 【参入障壁】
- 41 【CSポートフォリオ分析】
- 42 【商圏調査】
- 43 【スウォット分析(SWOT分析)】
- 44 【製品ポジション分析】
- 45 【選好回帰分析】
- 46 【潜在クラス分析】
- 47 【相関分析】
- 48 【TURF分析(Total Unduplicated Reach and Frequency)】
- 49 【TURF分析(Total Unduplicated Reach and Frequency)】
- 50 【定量調査】
- 51 【定性調査】
- 52 【定点調査】
- 53 【テキストマイニング】
- 54 【デシル分析】
- 55 【テレマーケティング】
- 56 【ネットプロモータースコア(NPS)】
- 57 【PSM分析】
- 58 【非階層クラスター分析】
- 59 【評価グリット法】
- 60 【有意差検定】
- 61 【ユークリッド距離】
- 62 【尤度関数(ゆうどかんすう、英: likelihood function)】
- 63 【Life Time Value(LTV)顧客生涯価値】
- 64 【標準偏差】
- 65 【ファジィ理論】
- 66 【PRICE2】
- 67 【ブランドエクイティ】
- 68 【プロービング】
- 69 【PPM(Product Portfolio Management)プロダクトポートフォリオマネジメント】
- 70 【PLC(Product Life Cycle)プロダクトライフサイクル】
- 71 【ペルソナ】
- 72 【ホームユーステスト(HUT)Home Use Test】
【3C分析】
- Customer(顧客)
- Competitor(競合)
- Company(自社)
市場の機会と脅威を洗い出す環境分析。
【5C分析】
- Company(自社の理解)
- Consumer(消費者の理解)
- Competitor(競合他社の理解)
- Customer(流通など中間顧客の理解)
- Community(ビジネスをとりまく地域社会の理解)
市場の機会と脅威を洗い出す環境分析。
【PEST分析】
- Politics(政治)
- Economy(経済)
- Society(社会)
- Technology(技術)
マクロ環境(外部環境)分析
【4C分析】
- Customer Value(顧客が得る価値)
- Cost(顧客が払う金額)
- Convenience(顧客の利便性)
- Communication(顧客との対話)
1993年、アメリカ経済学者ロバート・ラウターボーン
顧客視点 リソース整理
【4P分析】
- Product(製品) →何を売る?
- Price(価格) →いくらで?
- Place(流通) →仕入れから陳列までは?<流通チャネル>
- Promotion(販売促進) →誰がどうやって売る?PRは?
1960年、エドモンド・ジェローム・マッカーシー
会社視点 リソース整理
【4S分析】
- Selective(やることとやらないことを明確に区別)
- Sufficient(Selectiveで選んだ領域での経営資源)
- Sustainable(持続性)
- Synchronized(自社の特徴を活かしている戦略)
戦略(方向性)の評価
【NBD分析】
【Post Brand Equity Pyramid】
【寄与度】
特定の項目の増減が全体をどれだけ増減させたか。
寄与度 = 当該項目の増減 / 前期の全体値寄与率 = 当該項目の増減 / 全体の伸び率×100(%)
【STP分析】
フィリップ・コトラー①セグメンテーション(Segmentation) →下記などの基準をもとに市場を細分化。・人口統計的区分(年齢、性別、宗教、人種、国籍、家族、ライフスタイルなど)・地理的区分(地域の習慣、気候など)・社会的区分(職業、学歴、所得など)・心理的区分(個人の価値観、態度、性格など)②ターゲティング(Targeting) →細分化した市場から、競争優位を得られる可能性が高い、市場セグメントを選定。(複数組み合わせて選択することが基本)③ポジショニング(Positioning) →自らのポジションを確立する。
【4C】
ロバート・F・ロータボーン1993年①Customer Value(顧客価値) →顧客にもたらされる利益は?(「優越感」など心理的な価値も含む)②Customer Cost(顧客コスト) →手に入れるまでの手間は?要する時間は?いくらかかる?手に入れる為の犠牲は?③Convenience(利便性) →入手するのは簡単?心理的ハードルは低い?めんどくさくない?④Communication(コミュニケーション) →どうやってそれを知る?接点はいつどこで? →消費者側の視点。
4Cとは、顧客視点に立ったマーケティングの構成要素の考え方である。4Pにとって代わる概念として提唱された。4Cの「C」は、Customer Value(顧客価値)、Cost(コスト)、Convenience(利便性)、Communication(コミュニケーション)の4つを指す。そして、マーケティングはこの4つの視点を組み合わせて最大の効果を上げるようにすべきだという考え方である。これらの要素を組み合わせることをマーケティングミックスという。
【RFM分析】
R=「直近購入時期(Recency)」
F=「頻度(Frequency)」
M=「購入金額(Monetary)」
で顧客を並べ替え。
「直近購入時期」含み精密に。
【多変量解析】
分析の目的 目的変数 説明変数
量的変数 質的変数
予測 量的変数 重回帰分析 数量化Ⅰ類
質的変数 判別分析ロジスティック回帰分析 数量化Ⅱ類
要約 なし 主成分分析因子分析クラスター分析 数量化Ⅲ類コレスポンデンス分析
【重回帰分析】
多変量解析の1つで、回帰分析において独立変数が2つ以上(2次元以上)のものを指す。一般的によく使われている最小二乗法、一般化線形モデルの重回帰は、数学的には線形分析の一種であり、分散分析などと数学的に類似している。適切な変数を複数選択することで、計算しやすく誤差の少ない予測式を作ることができる。なお、独立変数が1つのものは単回帰分析という。
【回帰分析】
1つ(単回帰分析)または複数(重回帰分析)の説明変数と、1つの目的変数の関係を求め、説明変数から目的変数を推定。
【主成分分析】
多変量データを統合し、新たな総合指標を作り出すための手法です。
【アトリビューション分析】
コンバージョンへの広告の貢献度を、直接コンバージョン以外の間接コンバージョン※も含めて正当に評価するための分析手法。
アドテクノロジーの普及以前は、Webマーケティングの効果測定は最後に接触した広告しか評価できず、その前に接触していた広告やSEOの効果が評価できなかった。しかしアトリビューション分析の登場後は、コンバージョンまでの各タッチポイントの貢献を数値化し、重み付けして測定することが可能に。
※間接コンバージョンとは、ビュースルーコンバージョンや、広告クリック後に離脱し、別経路からコンバージョンしたもの。
【Web-AHP(Analytic Hierarchy Process)】
アメリカのトーマス・サーティが開発した階層分析法。生活者自身に複数の評価基準の重要度と、それらの評価基準における各商品の評価を質問し、 商品・ブランド・クリエイティブ案の総合評価。
【ウエイトバック集計】
このウエイトバック値を、男女別の回答結果に掛け合わせると、男女間の意見の公平性が担保された、中学校全体の正しい縮図としての、制服廃止に賛成の人割合を導き出すことができます
【 ウエイト平均(加重平均)】
ウエイト平均(加重平均)とは、平均値を計算する際、各項の数値にその重要度に比例した係数(ウエイト)を掛け合わせ、各項に重み付けをしてから平均を計算。計算結果。 重み付き平均。
【Web一対比較】
差が分かりにくいクリエイティブ(ネーミング、キャッチコピー、デザイン等)の意思決定を科学的かつ客観的に行うための調査方法。「絶対評価法」「順位法」での課題が解決された方法。
【エービーシー分析(ABC分析)】
分析方法は、売上金額の高い順に商品を並べ、売上高の累積構成比を基準に商品をグルーピングする。
例えば、累積構成比が70%までの商品をAランク、70~95%までをBランク、残りをCランクといった具合に、売れ筋商品とそれ以外に自社の商品を分類する。
【エスティーピー(STP)】
エスティーピー(STP)とは、S=「市場の細分化(Segmentation・セグメンテーション)」、T=「ターゲット層の抽出(Targeting・ターゲティング)」、P=「競合との差別化(Positioning・ポジショニング)」を表した言葉で、事業戦略やマーケティング戦略を策定する際に活用されるフレームワークのことである。フィリップ・コトラーが提唱した概念。コトラーによれば、市場における自社の競争優位を獲得するために、市場を「細分化」して、ターゲット層を「抽出」し、ターゲット層に対しての「競合との差別化」を明確にする。=STP戦略、STPマーケティング。
【SD法(Semantic Differential Method(セマンティック・ディファレンシャル法))】
エスディー法(SD法)とは、商品やサービス、銘柄などの与える感情的なイメージを、「明るい – 暗い」、「人工的な – 自然な」など、対立する形容詞の対を用いて5段階または7段階の尺度で回答させる方法のこと。製品の印象評価の際に利用されることが多い。
【MDS(多次元尺度構成法)】
https://www.macromill.com/service/data_analysis/multi-dimensional-scaling.html
【階層クラスター分析】
「最短距離法」など階層クラスター分析のためのアルゴリズムは複数存在。
【共分散構造分析(SEM)】多重指標モデル
SEM/Structural Equation Modeling
第2世代の多変量解析と呼ばれる共分散構造分析※1(構造方程式モデリング、SEM/Structural Equation Modeling)の多重指標モデルを利用すると、関係性を、一度の分析で数値化して求めることができる上に、仮説ロジックを全体評価し、統計的な検証が行える。
共分散構造分析の多重指標モデルでは、複数の因子分析や重回帰分析を織り交ぜたようなモデルを、1つにまとめて分析することができるのです。因子分析の結果をさらに回帰分析にかけるというようなことを繰り返すと、誤差が蓄積して分析全体の精度が落ちるとともに、モデル全体での誤差を明らかにすることができません。一方、共分散構造分析ではモデル全体を丸ごと1度に分析することができ、推定精度が高まり、その上データとモデルの適合の程度を評価することもできるのです。
以上から、共分散構造分析の多重指標モデルを利用して分析を行うと下記のようなメリットがあることが分かりました。
- 潜在変数を扱うことで、直接観測しづらい変数も測定できる
- 変数と変数の関係性の強さを数値化できる
- パスの始点となる変数の説明力を知ることができる
- データとモデルの当てはまりの程度を評価できる
【クラスター分析】
クラスター分析とは、異なるものが混ざりあっている集団の中から互いに似たものを集めて集落(クラスター)を作り、対象を分類するという方法の総称です。
【クロス集計】
クロス集計とは、複数の情報を軸にデータを分析する基本的な集計方法
【ケイジェイ法(KJ法)】
文化人類学者の川喜田二郎(東京工業大学名誉教授)がデータをまとめるために考案した手法。ブレインストーミング等で出たアイディアをカードに記述し、そのカードをグループごとにまとめていく。その後、そのグループ間の関連性や事象の重要度を図解し、意味づけを行う。
共同作業との相性が良く、問題解決(創造的問題解決)の手法としてもよく利用される。
【形態素解析】
自然言語処理の手法の1つで、ある文章・フレーズを「意味を持つ最小限の単位(単語)」に分解する解析手法。
日本語の形態素解析では、一般的に「単語分割」、「品詞付与」の2つの処理。
日本語の形態素解析ツールとしては、「MeCab」が有名。構文解析、意味解析の前段階で実施される。
【決定木分析(ディシジョン・ツリー)】
決定木分析は「予測」や「判別」、「分類」を目的として使われるデータマイニング手法です。顧客情報やアンケート結果などについて、“従属変数”に影響する“説明変数”を見つけ、樹木状のモデルを作成する分析方法となります。
【コーホート分析】
対象者をコーホートにしたがってグループ分けし、それぞれの意識や行動、消費の動向を分析することである。
「コーホート」自体は元々人口学の用語であり、ある一定の期間内に出生した人の集団を意味する。同時期に同様の体験をして成長するため、価値観など共通の意識を指し示すことが多い。
【コレスポンデンス分析(コレポン、対応分析)】
自社と競合他社など複数ブランドのポジションの違いを可視化する分析手法。
【コンジョイント分析】
商品やサービスの「どこ」を「どの程度」変更すれば、消費者に気に入ってもらえるのかを明らかにする商品開発の戦略立案の支援に適した分析手法。商品アイディアを直接的に対象者に評価させるのではなく、考えうる商品スペックの組み合わせを実験的に作成し、各々について評価。その際、商品の具体的スペックにトレードオフが発生するようになっており、対象者別の「本当に重視すること」を明らかにした上で、商品スペックの各々の「買いたい気持ちを強める力(効用値)」を算出できる。
コンジョイント分析 ACBC
Adaptive Choice-Based Conjoint Analysis
消費者の購買プロセスを再現し、シミュレーションでシナリオチェック。耐久消費財の商品開発やプライシングに最適なコンジョイント手法。
コンジョイント分析 CBC+HB
Choice-Based Conjoint Analysis +階層ベイズ法
市場の実態に近いリアルなシミュレーションでシナリオチェック。
商品開発やプライシングに最適なコンジョイン卜手法。
【SEO(エスイーオー)Search Engine Optimization】
GoogleやYahoo!などの検索エンジンで特定のキーワード検索を行った際に、Webサイトをより上位に表示させるための施策
【SEM(エスイーエム)Search Engine Marketing】
SEOマーケティング
【SKU(Stock Keeping Unit)】
最少管理単位
【SCM(エスシーエム)Supply Chain Management】
供給業者から最終消費者までの物流システムを1つの企業内部に限定することなく、業界全体(あるいは複数の企業間)の物流体制を統合的に見直し、プロセス全体の効率化と最適化を実現するためのマネジメント手法
「開発⇒調達⇒製造⇒発送⇒販売」といった各プロセスでの在庫量や滞留時間などを削減することで、顧客には最短かつタイムリーに製品を供給。
【参入障壁】
『競争の戦略』の著者であるマイケル・ポーター(Michael Porter)は、参入障壁の高さを測定する指標として次の8つを挙げている。
- 規模の経済性が働くか?
- 製品の差別化が存在するか?
- 参入に巨額投資が必要か?
- 仕入れ先を変更するコストは高いか?
- 流通チャネルの確保は難しいか?
- 規模の経済性以外に、コスト面での不利な点が存在するか?
- 政府による参入の制限や規制の危険性があるか?
- 参入に対し強い報復が予想されるか?
【CSポートフォリオ分析】
項目別満足度と総合満足度から、重点改善項目を抽出する分析手法です。
「項目ごとの満足度」を縦軸、総合満足度と項目別満足度との相関係数(関係の強さ)を横軸にとり、各項目をプロットして重点的に改善すべき項目を明らかにします。「総合満足度への影響度」と「個別項目の満足度」の2軸の空間に各項目をプロットすることにより、改善点(総合満足度と強く相関しているのに、現状の満足度が低い項目)の抽出を行ない、改善施策立案・優先順位付けの判断資料とします。この分析はボストンコンサルティング・グループのPPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)のアイデアを応用して、一般的な改善項目の抽出に使おうとするもの。
【商圏調査】
新たに店舗を出店する際や販売促進のための施策を立案する際に、商圏を定めてその商圏の人口、地域特性、顧客情報、競合情報などの情報収集を行い、多角的に分析を行うことである。
基準地(店舗)からの距離によって同心円を描き、それを商圏として設定することが多い。商圏分析とも呼ばれる。
【スウォット分析(SWOT分析)】
経営戦略や事業戦略を検討する際に、内部要因と外部要因の視点から事業環境分析を行う手法である。
強み(Strengths)、弱み(Weaknesses)、機会(Opportunities)、脅威(Threats)の4つで分析することから、頭文字をつなげ、SWOT分析と呼ばれる。
【製品ポジション分析】
自社製品及び競合製品に関して、市場での相対的な位置づけ(ポジショニング)を確認する分析のことである。
具体的な分析方法としては、2軸で表現された平面上に各製品を配置した、ポジショニングマップを作成することが多い。軸には、製品の選択にあたり重要度が高く、かつ独立性の高い要素を2つピックアップし設定する。
【選好回帰分析】
特定市場において、消費者が商品(ブランド)やサービスを消費者がどのように知覚し、選んでいるかを構造化します。これにより、【自社ブランドの選好度(他社よりも選ばれる度合い)を高めるために、どのようなイメージを押し出すべきか?】のヒントを探る。
【潜在クラス分析】
潜在クラス分析は、個人の様々な特徴の違いから、統計情報に基づきセグメント(クラス)を決定する手法です。また、連続変数だけでなく、カテゴリカル変数も含めて解析することができます。従来の手法によるセグメンテーションと比べ、より煩雑で膨大なデータを機械的に分類することができる手法とも言える。
【相関分析】
2変数間の関係を数値で記述する分析方法のことである。また、その2変数間の関連の強さを数値で表したものを相関係数と言う。
相関係数には、測定値の尺度水準(名義尺度・順序尺度・間隔尺度)の組み合わせによって多数の指標が提案されている。
代表的なものとしては、間隔尺度・比率尺度のデータに対して行うピアソンの積率相関係数と、順序尺度のデータに対して行うスピアマンの順位相関係数がある。
【TURF分析(Total Unduplicated Reach and Frequency)】
生活者へのリーチが最大になるような商品の組み合わせを得ることができる分析手法です。ビジネス上の制約(予算やカニバリゼーションなど)がある中で、最適な組み合わせを決める場面で有効です。
【TURF分析(Total Unduplicated Reach and Frequency)】
生活者へのリーチが最大になるような商品の組み合わせを得ることができる分析手法です。ビジネス上の制約(予算やカニバリゼーションなど)がある中で、最適な組み合わせを決める場面で有効です。
【定量調査】
とは、数値化できるデータを扱う調査手法。選択肢回答形式のアンケート調査などがある。取得したデータを数値化して分析することが可能となり、全体の構造や傾向が把握しやすい。
【定性調査】
グループインタビューなどの形式で言語情報を中心に収集して分析する調査手法。個人の意見の細かいニュアンスや、深層心理の情報を把握しやすい。
【定点調査】
ある一定期間ごとに同じ質問の調査を行なうことで、回答傾向の変化を測り、分析すること。時系列調査とも呼ぶ。
【テキストマイニング】
大量のテキストデータから、「隠れた」情報や特徴、傾向、互いの関連性を探し出す技術で、自由記述されたデータ(定性情報)をもとに行うデータマイニング。
※「マイニング」の語源は鉱山から金属の鉱脈を採掘(=Mining)することに由来しており、宝探しという意味。
【デシル分析】
顧客分類の1つである。
「デシル」の語源はラテン語で、「10等分」という意味である。顧客の購入金額などを元に上位から10等分して各グループの購入比率や売上構成比などを分析する。その比率によって売上げに貢献している顧客を見つけ、販促活動の費用対効果を改善したり、また売上構造分析として活用することで、自社課題の発見に繋げることができる。 同様に顧客をグルーピングする代表的な分析手法としては、アールエフエム(RFM)分析。
【テレマーケティング】
自社の見込み客に対して電話・FAXなどの情報通信技術を活用したマーケティング活動全般を指す。
古くは電話帳を元にした電話営業という意味で使われていたが、近年では社内に蓄積された顧客情報データベースを活用する企業が多い。
【ネットプロモータースコア(NPS)】
顧客ロイヤルティ(顧客が企業やブランド、商品・サービスに対して抱く信頼感や愛着)を数値化する指標のことである。この指標は多くの企業で導入されている。
【PSM分析】
PSM分析とは、製品やサービスの適正価格を導くための分析手法です。Price Sensitivity Meter(価格感度メーター)の略。
【非階層クラスター分析】
非階層クラスター分析のための手法は複数存在。k-means法のアルゴリズムなど。
【評価グリット法】
生活者が持つ評価構造を明らかにし、視覚的に階層構造として表現する手法です。1986年に関東学院大学・讃井純一郎氏によって枠組みが確立されました。
【有意差検定】
調査結果が統計的に意味のある結果であるかどうかを判断すること。 調査結果のデータの種類によって、「比率の検定」「平均値の検定」「度数の検定」の3つの方法に分けられる。
【ユークリッド距離】
2点間の直線距離のこと。
人が定規で測るような2点間の通常の距離であり、ピタゴラスの公式によって与えられる。クラスター分析の際などに用いられる。
他の距離の種類としては、「マハラノビス距離」「マンハッタン距離」「チェビシェフ距離」などがある。
【尤度関数(ゆうどかんすう、英: likelihood function)】
統計学において、ある前提条件に従って結果が出現する場合に、逆に観察結果からみて前提条件が「何々であった」と推測する尤もらしさ(もっともらしさ)を表す数値を、「何々」を変数とする関数として捉えたものである。 また単に尤度ともいう。
【Life Time Value(LTV)顧客生涯価値】
ライフタイムバリューとは、1人の顧客(1社の顧客)が、生涯(全取引期間)を通じて、特定の商品・サービスに対してもたらす利益の合計を算出した指標のことである。
全てを完璧に暗記(理解)するには貴重な時間を要するため、
詳しいやり方は必要な場面で調べて使うと良いでしょう。
【標準偏差】
データや分布の散らばりの程度を示す値である。標準偏差を求めるには、分散(それぞれの数値と平均値の差の二乗平均)の正の平方根を取る。
【ファジィ理論】
0か1かのどちらかではなく、0と1の間も数値化することにより、あいまい性を表現する数学理論のことである。
自然言語にみられるようなあいまい性を扱うことができ、システム制御やコンピューターに応用される。
あいまい理論とも呼ばれる。
【PRICE2】
消費者がもつ価格イメージから「購買可能価格」「低価格」「妥当価格」「高価格」の4つの曲線を求めます。売上高や利益額の最大化、ブランドポジショニングの構築など、現実の戦略に応用しやすい手法です。
【ブランドエクイティ】
デービット・A・アーカーが提唱した理論である。
アーカーによると、ブランドエクイティとは、「ブランドの名前やシンボルと結びついたブランド資産の集合であり、製品やサービスの価値に影響を与えるもの」。彼によると、ブランドエクイティは大きくわけて5つの構成要素で成り立っているという。その5つの構成要素とは、ブランド認知、知覚品質、ブランドロイヤリティ、ブランド連想、その他のブランド資産である。
【プロービング】
主に定性調査において、あいまいな回答、不完全な回答の補完・深堀をすることである。例えば、「あまり購入したいと思わない」といった回答に対して、「なぜそのようにお考えになったのですか?」と、さらにその理由を深く聞くことがプロービングの1つ。
【PPM(Product Portfolio Management)プロダクトポートフォリオマネジメント】
経営資源を最適に配分することを目的として、ボストン・コンサルティング・グループが1970年代に提唱した製品や事業のマネジメント手法である。
「市場成長率」と「相対的マーケットシェア」を軸とし、自社事業や製品を以下のように分類して分析する。
- 花形(市場成長率:高/相対的シェア:大)
- 金のなる木(市場成長率:低/相対的シェア:大)
- 問題児(市場成長率:高/相対的シェア:小)
- 負け犬(市場成長率:低/相対的シェア:小)
金のなる木から生み出した収益を成長市場とし、大きな投資が必要な花形事業・商品に投資する経営判断が一般的とされる。
【PLC(Product Life Cycle)プロダクトライフサイクル】
「導入期」、「成長期」、「成熟期」、「衰退期」の4つに分類でき、プロダクトライフサイクルのフェーズごとに取るべきマーケティング戦略は異なるとされる。
例えば、上市直後の導入期は製品の認知拡大が重要であり、成長期では製品改良とその訴求、成熟期では製品がコモディティ化するために差別化要素の開発や低コストオペレーションの実現、衰退期に入ると需要減少が見込まれる。そのため、大規模リニューアルや撤退ラインの見極めなど、マーケティング戦略に限らず経営判断に示唆を与えるフレームワークでもある。
【ペルソナ】
ターゲットとなる顧客の特徴をあらわしたモデルユーザー、象徴的な顧客像のことである。
【ホームユーステスト(HUT)Home Use Test】
一定の期間を設けて実際に製品等を家庭で使用してもらい、その評価を調査する方法。