24時間オンラインイベント「IKEA Festival」とは？
IKEAジャパンは、9月16日～17日に、IKEAとしては初である、オンラインイベントである、24時間オンラインイベント「IKEA Festival（イケア フェスティバル）」を開催することを発表！なんと、24時間続けてIKEAブランドの世界観を世界中の人へ発信するとのこと。このオンラインイベントは、誰でも無料で視聴可能。
さまざまなプログラムが用意されており、世界50カ国以上100を超える場所から配信される。
配信は英語ベースであるが、一部のプログラムに日本語字幕を用意する予定とのことで、各プログラムの配信スケジュールは、ウェブサイトで順次公開する計画。なお、個人情報の入力など参加登録は一切の不要。
IKEA Festivalはイケアのビジョンである「より快適な毎日を、より多くの方々に」からインスピレーションを得て生まれたとのこと。
今はIKEAがブランド価値を高める絶好の機会である！？
昨今、家で過ごす時間が増え、アットホームでの暮らしにスポットライトが当たっている。この機会を利用して、IKEAは世界中のミュージシャン、シェフ、デザイナー、そしてクリエイターたちと協力し、暮らしをより豊かにすることを目的に、このイベントを企画したという。IKEAの世界観を発信するにはこれとないチャンスである。
IKEA Festivalは、世界中の家、スタジオ、さらに日常を過ごすリビング、キッチン、ベッドルーム、庭などをバーチャル上で実現する。まさにバーチャルアットホームである。
家具メーカーがVRを利用して世界へブランドの価値観を配信するというこれまでにないオンラインイベントである。
IKEA Marketing and Communication ABのErika Intisoマネージングディレクターは、「イケアは、家での暮らしの素晴らしさを伝え、家とのつながりをつくり、関わりを深め、そして新しい体験を提供したいと考えている」
「世界中の人々の家を巡るIKEA Festivalは、新たなインスピレーションへの扉となるでしょう。このオンラインイベントが皆さまにとって、よりサステナブルな家での暮らしをお手ごろに実現するきっかけになることを願っています。いくつかのサプライズも用意しているのでご期待ください。」とコメントしている。
エンタメを提供することでブランドイメージが向上する時代へ！？
今回IKEAという家具メーカー（SPA型小売店）がエンターテインメントを提供して、ユーザーに楽しんでもらうことで自社製品の販売につなげようというもの。
もっといえば、メーカーや小売店の世界観や価値観を発信することで、ブランドイメージを向上させる戦略となる。
今後、ものあまりの時代となると言われている世の中で、ただいいものを作れば売れる時代ではないのだ。まさに、物語（Story）を伝える（Tell）すること「Story Telling Marketing」が必要な時代へと突入していくのだ。宣伝はCMだけではない。物語を伝えるエンタメ企画を開催することで、自然とブランドイメージが上がっていくのだ。
また、物語を文字ベース以外で伝えるメディア、例えば、画像写真で物語を伝えるインスタグラム。動画主体で物語を発信できるTik TokやYouTubeなどを小売店やメーカーが使ってブランド価値を発信していくことが求められるかもしれない。もしくは、一つの成功例として確立されていくだろう。（そんな中、MSMは文字ベースの記事も続けますけどうさね。これは文章が人の心を動かし感動を与える力があると信じているからうさな。この話題はまた別の記事で…）
MSMノスタルジアワールドもこれから、オンラインイベントを積極的に開催できるように頑張っていきたいうさな！
情報
■IKEA Festivalhttps://www.IKEA.jp/ikeafestival
https://www.ikea.com/global/en/events/festival/
