青春の風。それはいつだか感じた焦燥の香り、焦燥の場所。
なんとなく思い出せるけど、いつ吹いたのか。どこで芽吹いたのか、正確な日時は思い出せない。そんな青春の風。
それこそが、青春の価値であり、意味であり、人生にふと、一瞬だけ過去の一面を振り返る時間をくれる。そして思うのだ、あの風が吹いたから、今の自分があり、あの風があったから、私は道を振り返らずに進むことができたのだと。
そんな、ふとした瞬間を。言語化できない、ふとした瞬間を楽しみ、わずかでいい。笑うことができる様に、今、あなたへ青春の風が伝えてくれた様に、未来へと一歩を踏み出すのだ。
何度でも言おう。そして何度でも振り返っても良い。それこそ青春の強みであり、青春の曖昧さの正体だ。「行方不明」だからこそ価値があるのだ。ノスタルジアに浸ることができるのだ。それがあなたに必要な焦燥感を与えて、肩を押してくれる。
そんな青春の風にMSMノスタルジアワールドはなりたい。あなたの青春の風となり、いつか肩を押せる様に。ありがとうリスナー。
ありがとうノスタルジストのあなたへ。