「株式会社ブシロード様 会社ロゴ より」
●はじめに
今回は、キャラクターを愛してやまないブシロード先輩を取り上げます。
カードゲームやアニメ、音楽、舞台と多角的メデイア露出(クロスメディア)を活用し、キャラクターに固定ファンをつけてロングヒットコンテンツを数多く輩出するブシロードさん。
まさにキャラクターの居場所を作り活躍の場を用意したキャラクター思いの会社で私は深く尊敬して止みません。MSMノスタルジアワールドの憧れの大先輩なのです!
そんなブシロードさんのホームページを見ていたら、なんとも粋な社長メッセージを見つけました。
短い文章の中に将来のエンタメ業界の展望とブシロード先輩の野望がギラギラと輝いており眩しすぎて
放っておけませんでした。
というわけで、
わたしなりの解釈をみんなに共有します。(間違ってたらごめんにゃさい!)
●本編
はい、というわけで、まずは粋な題名をご紹介します。
「IPディベロッパー、それはIPに翼を授けること。~オンラインサービス充実へ~」
株式会社ブシロード 社長メッセージ
→ここから私はこんなメッセージが込められていると思ってます。ブシロードは「IPを作るということを、ただキャラクターを生み出すだけでなく、キャラクターコンテンツをしっかりと面倒を見て育て上げて、人生を歩ませてあげる」そんな会社なのだ。
というメッセージです。
まるで、母親が我が子に愛情を注ぎ、育て上げて社会に送り出す。
もちろん、送り出した後にもいつも気にかけてくれる。
そんな温かい存在に思えます。
また加えて、オンラインサービスの充実こそが、IPキャラクターへの本当の義務教育であるという意図を感じました。
まさに、粋です。
次にこの文章です。
「当社は2007年にトレーディングカードゲームの制作・販売を中心に各種コンテンツプロデュース業務を行う会社として設立いたしました。」
株式会社ブシロード 社長メッセージ
→ここからブシロードはカードゲームの会社であり、カードゲームを引っ張っていくんだという熱い意志を感じます。
特に、この後に続く文章を見てくださいな。
「多くのアニメ・ゲームIP(Intellectual Property:知的財産)に参戦いただいているトレーディングカードゲーム「ヴァイスシュヴァルツ」、声優ユニットというリアルな存在とキャラクターがもたらすシナジーが新しい形のIPとなった「ミルキィホームズ」、トレーディングカードゲームの枠にとらわれずあらゆるメディアミックスを行い1つのIPとして進化を続ける「カードファイト!! ヴァンガード」を中心に成長し、時代の潮流や本質を見極めながら発展していく」
株式会社ブシロード 社長メッセージ
→このようにコンテンツ名を個別に出しながら、各種カードゲームを挨拶の4分の1ものボリュームを持って紹介しているところを見れば、自ずとカードゲームへの熱量が感じ取れるでしょう。
きっと今後も新しいカードゲームを開発していくのでしょう。
そして、社長挨拶の文章がどんどん長くなっていくのでしょうね。わかります。笑
また、次に上げているコンテンツも全てロングヒットを前提として開発を行っています。
まさに有言実行であり、コンテンツへの愛と情熱を読み取れます。
「時代の潮流や本質を見極めながら発展していく中で、「新日本プロレス」の参画、モバイルオンラインゲームのプラットフォーム「ブシモ」やメディアミックスの支えとなる複数の子会社の立ち上げなどを経て、「BanG Dream!(バンドリ!)」、「少女★歌劇 レヴュースタァライト」などの作品を生み出して参りました。
株式会社ブシロード 社長メッセージ
当社グループは「IPディベロッパー」という事業戦略を掲げており、それはIPに翼を授けるかの如く、様々な施策でIPを飛躍させるメディアミックスサービスであります。既存のIPを持続的運用しながら、新しいIPを創造・追加していくことで、提供するサービスの本数を年々拡充します。」
それから、今回のコロナ騒動について、エンタメ業界の視点から論述しています。キーワードは「変化」でしょうか。
「2020年8月現在、新型コロナウイルスの影響でリアルのライブ、興行、舞台、イベントなどの実施に制限がある中、当社グループでは様々な想定を持ち、環境の変化に応じ柔軟に対応できるよう努めています。一方、このパンデミックの影響で、音楽ライブや舞台、プロレス興行、トーク番組などの映像配信を違和感なく有料で購入する方が増えてきており、人々の価値観は変わってきたように思います。そのニーズに応えるべく、配信ならではのライブ感や特別感を工夫して、新しい顧客体験が価値あるサービスとしてご評価いただけるよう日々改善を重ねています。」
株式会社ブシロード 社長メッセージ
また、「オンライン」が生活の中心的なインフラになるという新常態も、その到来が数年早まったと言われており、特にエンターテインメントに於いては、人々の情報ソースの多様化、グローバル化はより加速され、趣味やエンターテインメントの多様化は世界的に進むでしょう。自分の好きなコンテンツを世界中から見つけ出し、価値観の合う人たちとSNSを通じてコミュニティを形成するというライフスタイルが世界中で進むものと考えています。これは我々のIPサービスが世界から選ばれるエンターテインメントカテゴリーの一つになりうることを意味しています。」
→今回のコロナ騒動で、リアル世界を基本としたコンテンツの課題に直面し、その答えとして、ブシロードさんは「オンライン」拡充によるメディアミックスの強化であると一つの答えを出していることが読み取れます。
ちなみにですが、エンタメ業界はメインの戦場が、テレビや舞台などから、オンラインへと移るという未来も記しています。ここでいうメインの戦場というのは「ファンとの交流接点の場=収益化の場」を意図しています。
これは、元々メディアミックスで成長してきたブシロードさんだからこそ、たどり着いた答えなのではないかと私は思います。
また、上記の文章の中で、私が最も目に止まったのはこちらです。↓
「我々のIPサービスが世界から選ばれるエンターテイメントカテゴリーの一つになりうることを意味しています。」
株式会社ブシロード 社長メッセージ
→この文章です。
そうです!世界を見ているのです。
今後、今以上にキャラクターの活躍の場を世界に広げて展開していく姿が想像できます!
夢がありますね!
また、世界中で活躍するキャラクターコンテンツはそれほど多くはなく、広大な市場規模とチャンスが広がっているのです。あげるとすれば、ディズニーやムーミンでしょうか?
くらいでしょうか?
「社内の各チームが自ら目標設定し、それに向かって自走するという自発性も高まったと感じています。」
株式会社ブシロード 社長メッセージ
→ちなみにですが、この社長さんのメッセージから、ブシロードさんは、今までも、そしてこれからも、自発性をもって面白いことをやろうとしちゃう人を欲している、もしくは現社員がそうなって欲しいとメッセージを届けているような気がします。
好きなことを行動に移してやってきた人や今後好きなことをやっていける人、そんな人にには最高の会社でしょう。
ブシロードの一員になりたいのでしたら、自走して行動に移した経験をしたり、アピールすることをお勧めします。
★ちょっと脱線
ちなみに、社員さんの年収とか気になったので、調べてみました。
ちょっと脱線します!許してちょ。
ブシロードは上場企業なので、会社データを公表しています。
公表している2021年度の有価証券報告書によると、
従業員数: 247人
平均年収は478.2万円(過去5年間の平均年収は473万円ほど)
平均年齢: 31.5歳
平均勤続年数: 2.8年
ちなみに、サイト「年収偏差値チェッカー」さんによると、
31.5歳、478万円は、「52.5」らしいです。
これからの成長に期待したいベンチャー企業って感じでしょうか。
今後に期待ですね!
あくまで参考ですよ。
このほかにもMSMではキャラクター業界企業を300社取り上げていますので、よかったら見てね♪
●最後に
というわけで、話を戻しますが、
「変わりゆく時代の中で、当社はこれからもブシロードグループならではの新しい価値の創造を実現して参ります。」
株式会社ブシロード 社長メッセージ
→今後も私はブシロードらしさを生かした七変化に期待しています!
そして、世界を席巻するブシロードが見たいものです!
ブシロードらしさ全開で頑張って欲しいです!
私はキャラクターを長く大事に育て上げるブシロードママを応援しています!
また、いつか、ブシロードさんと肩を並べられる日が来ることを夢見て、MSMノスタルジアワールドは開拓を続けて参ります!
MSMノスタルジアワールドは、キャラクター業界に興味あるあなたを心から応援しています!
いつかあなたとコラボできるその日まで…。
参考サイト:
「株式会社ブシロード 社長メッセージ(代表取締役社長 橋本義賢さん 2020年8月更新分)」https://bushiroad.co.jp/company/message/,
「株式会社ブシロード IRニュース」https://bushiroad.co.jp/ir/ir_news
「年収偏差値チェッカー」https://yoikaisha.com/tool/,