昨今、キャラクターは、映画やアニメ、ゲームといった多くのエンタメコンテンツの進化に伴い、一部のコアなファンだけでなく、一般の多くの人々からも市民票を獲得して愛される存在となり、多くのファンを獲得することに成功しました!
キャラクターを愛する者代表として心から嬉しい限りです!ありがとうキャラクター業界のみなさん!そしてキャラクターを愛するみなさん!
しかし、一つだけ心配事があるのです…。
それは、スマホゲームや深夜アニメの乱立が続き、それに伴って、キャラクターが多数生まれました、しかしその一方で、商業的な理由で、誕生しては捨てられていく…いわゆる使い捨てキャラクターも増えているのです…。
これは由々しき事態です。
特に、スマホゲームの「ガチャ」と呼ばれる課金ゲームの乱立による影響は大きく、ゲームで使用するために、多くのキャラクターが必要とされて、生み出され続けています。
しかし、それらの★1やレベル1といった、能力やレア度の弱いキャラクターの多くはメインキャラクターの引き立て役としての立場を強いられ、活躍の場は狭く、一方でオリジナルエピソードや物語などバックグラウンドが明かされないまま活躍の場を失っている現状があります。
これは、スマホゲームを批判しているわけではないのですが、キャラクターを愛するものとして、もっと長く活躍できるキャラクターを作ってあげて欲しい。もう少しキャラクターの人生まで考えて欲しい、流行りの言葉で言えば、キャラクターのSDGsを目指して欲しいと思うわけです。
また、IPというキャラクターに特許をつけてビジネスをするのであれば、それは言い換えれば、同じデザインのキャラクターは他の人が生み出すことも使用することもできなくなってしまうわけです。
元々、IPビジネスの本質は、限られた知的財産やアイディアを大切に使っていくことで価値を失わないようにすることが目的のはずです。
どうしてもキャラデザインの数は無限にあるとは言えないのですから、1つ1つ限られたIP資源を大切に使っていくべきだと思ったりしています。
それこそ、キャラクターのSDGsなのです。
まあ主観なので間違っているかもしれません。間違っていたら素直に謝ります。
という思いの中、「そう思っているなら自分でやってみれば?」とキャラクターの神様からのお告げを受けたので、やってみることにしました。
というわけで、私は「キャラクターにも故郷を」という理念を掲げてキャラクターと共にゆっくりと時を歩める郷愁の場所の開設に至りました。
これからもキャラクターとの共存を掲げ、温かい心とキャラクター業界を盛り上げたい情熱を忘れずに、私はノスタルジアワールドの開拓を続けていきます。
いつか、キャラクターからの「ありがとう!」の言葉をもらえるその日まで…。